(1)AはBではない。
実例:你唔係中國人。
意味:あなたは中国人ではない。
解説:「係」の前に否定を表す「唔」をつければよい。「係」が英語のbe動詞に相当するならば「唔」はnotに相当する。
(2)AはVしない。
実例:我唔同意。
意味:私は同意しません。
解説:動詞(この場合では「同意」)の前に否定を表す「唔」をつければよい。
(3)AはBがない。
実例:我冇錢。
意味:私はお金がない。
解説:目的語になる名詞の前に「ない」ことを意味する「冇」をつける。
(4)Aは(Bを)Vしたことがない。
実例:我冇見過佢。
意味:私は彼女に会ったことがない。
解説:動詞を「冇」と「過」ではさむ。「過」単独では~したことがあるの意味だが、その前に「冇(ない)」を付加することで「~したことがない」という未経験を表す文章を作ることが出来る。