マカオ用語集(は行)

       や・ら・わ

ハイアライ【①英:jai alai,②中:回力球場,③中:回力娯樂場】

①スカッシュとクリケットをミックスしたようなスポーツ競技。バスク地方発祥。山羊の革を固めた球を花崗岩の壁に打ち付けて後逸しないようにラリーするゲーム。要はスカッシュをクリケットのラケットでやっていると思えばよい。但し球のスピードは半端なく、時速300kmを超えることも。
②マカオで上記のハイアライゲームが行われていた球技場。もちろんその勝敗にお金を賭けることができた。現在は消滅。
③マカオで上記のハイアライスタジアムが閉鎖された後に開設されたただのカジノ。老舗で広いため一部マニアには人気がある。

バカラ【中:百家樂】

ギャンブル性の高いゲーム。広東語で掛け声が飛ぶちょっとローカル色の漂うゲームだが、経験者に対する人気の根強さでは素人好みのダイショウを寄せ付けないマカオカジノの主役。バカラ好きかダイショウ好きかを問う心理テストがあるとかないとか。

蓮・ハス【英:lotus】

マカオの象徴。区旗にもあしらわれている。

ファイチーケイ【広:筷子基】

マカオ半島の付け根。バスターミナルがある。珠海市に近い港湾工業地帯。外港に浮いていたカジノ船が曳航されしばらく佇んでいた。

藤原とうふ店【日:ふじわらとうふてん】

マカオの車にたまに貼られているステッカー。

ブラックジャック【中:二十一點】

カジノ定番のギャンブル。マカオでもできる。

フレンドシップ大橋【中:友誼大橋】

マカオ半島からタイパ島までを結ぶ全長4700mのつり橋。
1994年に開通した。
香港から高速船でマカオに入る時は、この橋が見えることでマカオへの到着がまもなくであることを知ることができる。

宝石【中:珠寶】

①宝石屋の商品
②質草
③カジノで大当たりした時の戦利品

宝石屋

質屋と両替商と並びマカオ経済を舞台裏から支える大切な存在。

ポルトガル共和国【葡:República Portuguesa】

マカオを1999年まで支配したヨーロッパの国。大航海時代に、スペインと覇権を争った。
見かねたローマ教皇が、地球をスペインとポルトガルで2分割する命令を発し(1494年トルデシリャス条約)、スペインは西回りで、ポルトガルは東回りで探検事業を続けた。
世界を半周したスペインとポルトガルが地球の裏側で出会ったのが当時の東南アジア。だから、フィリピンはスペイン傘下(大西洋→太平洋と西進してきた)、マカオはポルトガル傘下(アフリカ→インドと東進してきた)。

ポルトガルチキン【広:葡國鶏】

マカオの名物料理の一つ。美味。どんな料理かは食べてからのお楽しみ。

香港人【英:Hong Konger】

かつてのマカオカジノのお得意様。
近年は大陸からのギャンブラーに押され気味。

       や・ら・わ