マカオ用語集(あ行)

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イースター【中:復活節】

マカオと香港のゴールデンウィーク。香港とマカオが連休になるため、マカオの伝統的な書き入れ時とされてきた。現在は大陸が連休になる国慶説や労働節のほうが混むのでは?

SJM【中:澳博】

香港上場のカジノ運営業者。親会社はかつてマカオカジノの経営権を独占的に保有していたSTDM。SJM系のカジノのチップはポルトガル語でSociedade de Jogos de Macauと刻印されている。→参考:STDM

STDM【中:澳娯】

2000年代初期までマカオのカジノ運営を一手に担っていた企業。その力は絶大でマカオの娯楽産業に関わるあらゆる利権にSTDMが食い込んでいたと言っても過言ではない。例えばギャンブルに関係のないフェリーターミナルでもよく探すとSTDMのロゴを見つけることができる。現在カジノ運営は子会社のSJM(澳博)を通じて行っている。→参考:スタンレー・ホー

STDMロゴ入りのカーペット(2008年フェリーターミナル)

エッグタルト【広:蛋撻】

クッキーのようにさくっとした生地に、カスタード風味のふんわりとしたソースがのっている。マカオや香港の特産お菓子で、非常に美味。広東料理屋でも食べることができるが、一番美味しい食べ方は、パン屋やカフェで焼きたてを食べることだ。
店によっては、焼き目がこんがりついていたり、ほとんどついていないものもあったり、それによって香ばしさと風味もかなり異なる。いろいろな店で試してみて、エッグ・タルト巡りの旅をしてみるのも面白いだろう。

押【日:質屋】

質屋の看板に書かれている言葉。もとは質屋の一形態を示していたが、現在のマカオで質屋と言えばまず「押」しか見かけない。ちなみにドアなどに書かれる「Push」の意味はない。「Push」は中国語では「推」と書く。

オランダ軍【中:荷蘭軍】

1622年にマカオに侵攻するも、ポルトガル軍がモンテの砦に設置した大砲で反撃され、コテンパンにやられた組織。

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